2020年以降、データセンター(以下DC)に対するニーズが、急速に高まっています。その要因には、コロナ禍により各種ITテクノロジーの浸透度が加速度的に高まったことが挙げられます。コロナ禍によって、あらゆる企業にリモートワークにおけるオンライン会議の導入が待ったなしで求められましたし、これにより、ネットにつながれば場所を問わずに利用できるクラウドコンピューティングがさらに普及することになりました。また、巣ごもり需要の増加によるサブスクリプションの動画配信サービスや、オンラインゲーム、eコマースなどのデジタルコンテンツの消費も急拡大したのです。
当然ながらネットワークを飛び交うデータ量は急増しています。日本国内のダウンロードデータの流通量は、固定通信が2022年5月時点で2019年11月比+106%と2倍以上、移動通信が2021年12月時点で2019年同月比+47%と、いずれも大きく増えているのです(グラフ1)。
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